デルタループ@

   
HF用マルチバンドシングルデルタループ
アンテナチューナー使用 ポールは10m
第1号無線車と八ヶ岳
HFハイバンド用シングルデルタループ
AH-3使用
3eleは50MHz用
  デルタループアンテナは、かなり以前から興味を持って研究しています。50MHzのアンテナを中心にHFのローバンドにも挑戦しました。50MHzではシングルループから、最大7elelまで、5eleの水平スタックまで作成し実験してみました。5ele水平スタックも7eleデルタもゲインのわりに指向性があまりにも強くですぎて実用に向かないアンテナとなりました。移動用としては、グランドウェーブDXをねらうには4eleか5eleあたりがもっとも使いやすいと思われます。Eスポ時は3eleか4eleの八木系のアンテナが良いでしょう。
HFのデルタループは各局の研究の結果、全長28mが良いという理論があります。左上のHF用シングルデルタループは1.9MHzから使用可能でしたが実用には7MHzあたりからがよさそうです。
 
 50MHz用7eleデルタループ
ブームは8m サイドが切れすぎて使いづらい。
かなり大きいです。現在は5eleで使用中

7ele デルタループのエレメント間隔
ラジエーター
 から リフレクターまで1.3m
ラジエーターから 第一ディレクターまで1.1m
第一ディレクターから第五ディレクターまで各1.4mの間隔です
合計8mのブーム長です

エレメントとブームの絶縁について
エレメントクランプは、アルミでの自作で
ガンマーマッチの時は全てのエレメントは
絶縁されておらず ブームと接触しています。
現在は直接給電を実験中なので ラジエーターのみ
下記の写真の マッチングなし直接給電と同じ方法で
ブームから絶縁しています


エレメント長は5eleも7eleも
基本的には4eleデルタが基本です
5ele デルタループのエレメント間隔
ラジエーター
 から リフレクターまで1.2m
ラジエーターから 第一ディレクターまで0.9m
第一ディレクターから第二ディレクターまで各1.4mの間隔です
第二ディレクターから第三ディレクターまで各1.5mの間隔
合計5mのブーム長です

現在はエレメントの長さや間隔を調整することで、直接給電を
可能としていますが 実験中なのでデータは未公開とします
   
   
  50MHz用 シングルデルタループ アンテナ
SWR 1.05 中心周波数 50.150MHz
インピーダンス 50オーム


水平ワイヤエレメント 141cm
斜めエレメント 1本の長さ 229cm
  50MHz用 2エレデルタループアンテナ
SWR 1.15 中心周波数 50.180MHz
インピーダンス 47オーム

輻射器 
水平ワイヤエレメント 205cm
斜めエレメント 1本の長さ 185cm

反射器
水平ワイヤエレメント 210cm
斜めエレメント 1本の長さ 190cm


エレメント間隔 75cm


2エレから両側にブームを伸ばし
4エレにも変化させることができます。
そのレポートは 下の段にあります。
参考にしてください。
 
   
   
   
   
 
直接給電の 4エレ デルタループの寸法は次のとうりです。
 


リフレクター 横のステンレスワイヤー 太さ1.5mm  長さ 2090mm 
ラジエーター                                 太さ1.5mm  長さ 2015mm 
第1ディレクター                             太さ1.5mm  長さ 1928mm 
第2ディレクター                             太さ1.5mm  長さ 1860mm 
 
リフレクター と ラジエーター  の間隔  90cm
ラジエーター第1ディレクター    の間隔  90cm                        
第1ディレクター   第2ディレクター  の間隔 100cm     
 
 
2エレの場合は エレメントの長さはそのままで 間隔を72cmから80cmの間で 調整しています。
斜めのアルミパイプのエレメントは 2本つぎで 直径6mmと8mmのパイプをつないで製作しています。

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